2016年4月27日水曜日

死神号その4。終わるのか?これ

けっこう時間があるときに頑張ってやってるつもりなんだけど、なかなか進みません。私は趣味でやってますが、バイク屋さんがお仕事でこうやってバイクを起こすのって大変だなあと思いました。

前回フロントが組めたので、適当に掃除しつつ組もうとガソリンタンクを載せてコックを開けると、ビチャビチャと激しくオーバーフロー。


キャブばらします。フロートはとてもキレイ。でも漏れるんだから何か栓の調子悪いんでしょう。あまりにも泥だらけなため、全バラして洗浄します。

フロートのパッキン伸びて再使用不可(怒)・・・部品待ち


 キャブはすずのに狭いし泥だらけなため、結局後ろの中身全部バラしました。あーぁ。


前のフェンダーがDRZの青になったので、タンクもシュラウドも黒だし、後ろのフェンダーしか緑の部分無いんですよね。

塗るか!と思い立ちステッカーを剥がしたら、下から緑の塗膜が出てきました。何重も。


2時間ぐらい削ってました。疲れた。気が向いたらラッカーで適当に塗ります。


リンク、リヤサス、スイングアームを外します。ナット外してもシャフトが外れません。いやな予感がします。ハンマーで叩き抜きます。フルスイングです。

・・・ひどいことになってます。水、泥が侵入して、ベアリングカバー全部かじってます。指で抜けるカラーもありますが、大半が固着してます。


何とか外してケミカルで掃除してると「チャリン・・チャリン・・」と何か落ちる音が。ベアリングの端が粉砕されて中の具が落ちてきました。交換です(涙

写真ではわかりませんがよく見ると片方が凸に削れてます。


使えそうな部品は段を修正しながら磨いて磨いて磨きます。輝いてますがそれなりです。


うわあ、パークリしたら赤茶色の汁が出てきた・・・


片方は何とかなりそう。片方は完全グリス切れで傷だらけ。ベアリングもカラーも交換です。


終わるのか?これ

キョンシーみたい!!世代わかるね。






2016年4月25日月曜日

全日本スーパーモタード観てきました。

全日本スーパーモタードの観戦に行ってきました。

最高のお天気で楽しく観戦できました。


お寝坊したのでプロクラスのヒート1にギリギリ間に合いました。



昼からのエリア戦では土橋氏が活躍していました。ダートは昨日の雨で使えなくなり、定常円の外側だけ。あそこ草でツルツルで難しいよね。 



S2クラスには百武氏が出場。


前の集団にジリジリ離される展開でしたが、ポジションキープでゴールしました! 



プロクラスはトップ3台の激しいバトル。ファイナルラップにアクシデントがあり順位変動し、ズミくんが3位に!おめでとうございます。


 さて来月は自分もがんばるぞ~~!!






死神号その3

KLXの純正ホースはバンジョーボルトがカシメてあって向きが変えられないのでどうしたもんかなと思ってましたが、レースのお友達が使ってないステンメッシュホースをくれました。アリガトウゴゼエマスダ。

さて、在庫のバンジョーボルトやアダプターで良さげな組み合わせを探します。


昔は細くてカッコいいグッドリッヂ規格を使ってましたが、なぜか在庫はアールズ規格ばっかり。


とか言ってる間にフォークができたので組みます。ブリッジを外してベアリングをおそうじします。上のカラーは・・・見なかったことにしよう。磨いて良しにしましょう。


下のカラーはいいみたい。


KLXはテーパーベアリングなのでバラバラにならなくていいね。古いグリスを取ってたっぷりと新しいグリスを入れます。

DRZの純正マスター、スロットル交換、ケーブルの潤滑、クラッチホルダの交換、グリップの取付、フェンダーの取付、配線のまとめ、ハンドル周りをテキパキやります。


スズキのフォークはクランプ緩めるとすこーんと抜け落ちますが、カワサキのフォークは緩めても硬くて抜きにくいし入れにくいし大苦戦。文句言ってますがどっちがいいって、実はカワサキの方がやりやすいなあ。


ボロボロになってたパッキンを交換して、グリスアップしながらキャリパーを組みます。スコスコ動きます。スコスコスコスコスコスコスコスコ


ブレーキホースは長さも向きもバッチリ。フォークガードに固定しました。前はぶらんぶらんしてましたのですっきりしました。

フロント周りはこれにて終了。なんかゴールが見えてきた感じ。やっと転がして移動できます。


次はリヤ周りと左半身の掃除ですよ。


はー疲れた。







2016年4月19日火曜日

死神号その2

バラせばバラすほど壊れていくKLX。直してんだか壊してんだか。

マスターシリンダーが中身、外身ともぶっ壊れてますので交換します。シリンダーの中身だけ部品出ますけど、ケースがゆがんでいると直らなかったり。捨てます。

yamisaka様から借りたDRZ純正に交換しますが、径が11㎜→12.7㎜に変わります。キャリパーは一緒だと思うんですが、カワサキは11㎜、スズキは12.7㎜みたいです。とりあえず。



取り出しの方向が90度変わるので、純正のホースでは取付できなくなります。社外だとアダプターが回るようになってるから大丈夫なんだけどね。ホースを買うかマスターを買うか・・・


フォークを摘出しました。お店に出しました。外す前にトップキャップを緩めとく。泥が焼き付いてます。


フェンダーをモタードチックなものに替えます。なぜかSマークが付いていましたが、なぜかまたSマークに交換します。


取付ピッチが違うので穴をあけなおします。サクサク出来上がり。


エキパイがガタガタだったので一度取り外して焼き付いた泥を落とします。ガスケットを新品にして組み直し。キレイに納まりました。ジョイントに使ってあったステンレスバンドが壊れているのでこれは後日交換。


ネック周りもおそうじ。フォークが帰ってきたらステム外してお掃除しよう。フォークがないと緩められないからね。緩めておけばよかった。


ふあー、疲れた。










2016年4月14日木曜日

死神号その1

いろいろありまして、KLX250をレストアすることになりました。この極悪そうなマスク。バイクに名前を付けるのはナンセンスですが、このバイクは名前があります。「死神号」。


かなり酷使されております。前の乗り手は知ってますので、酷使の具合が想像できます。さてさて状態はどうでしょう??

フロントフォーク抜け抜け。ブレーキおかしい、ホースも怪しい。なんかホイール芯がおかしい。


エキパイがたがた。リアブレーキペダルがたがた。バッテリー死亡。エンジンは何とか掛かる。


スロットル粉砕。ブレーキマスター戻りがおかしい。イグニッション回らない。


あとは全体に泥まみれ。さすが闘う4スト(←メーカーの謳い文句だった。)

とりあえずモタードにしますのでDトラの17インチにはめ変えます。

さて、やれるとこからやりますか・・・




クラッチレバーが折れてたので、KDXシリーズの新品が余ってたので付けました。無加工で付きました。でもホルダーにクラックが入ってました。これは交換ですね。(+_+)


ブレーキの戻りが悪いので点検。マスターはピストンが朽ち果ててます。他も錆びまくってるので、これは何か11㎜の代わりを探しましょう。

キャリパーも泥まみれだったのでバラしてみます。酷いことになってますw。パッキンの中に泥が入って噛んでますね。他もサビサビなので磨きます。パッキンは交換、部品待ち。


スロットルが砕けてたので、手持ちのスロットルセットが使えないか確認します。真ん中がKLX。アクティブは短すぎ。DRZ純正は長すぎ。それにKLXは汎用のものより太鼓を入れる部分の幅が小さいので、スロットルだけ使えません。

・・・うーん、アクティブの方がハイスロ化しやすいからケーブルだけ買おうかな。


リヤブレーキペダルはパッキンはまだ使えそう。シャフト自体も大丈夫。カラー代わりのワッシャーを何枚か試して一番具合のいいものに交換。手を付けてから初めてバッチリ直った(涙


補修部品を細々拾って部品待ちの間にちょっと磨きましょう。こういうのキレイにする段階でまた要補修が出てくるもんです。しかしすごい泥。


エアクリも泥だらけ。洗う。まだ使えそう。



ガレージの配置上、右半身だけそれなりにキレイになりました。サラッと書いたけど、半日ぐらい黙々と掃除してます。床が泥だらけ。


KDXシリーズたくさん乗ったので、それなりにKDXの部品があるし、大きな部分は同じなのでサクサク進みます。

でも疲れた!!続きはまた今度。<続く>







2016年4月12日火曜日

琵琶湖をぐるりと。

前のお仕事もだいたい片付き、新しいお仕事の準備もバタバタと。こういう時間が自由な時に行かないと!と不思議な使命感で琵琶湖行ってきました。

303号で藤橋を通って木之本へ。



ちょうど海津大崎~奥琵琶湖パークウェイの桜が満開で、平日だというのに車がとっても多かったです。


いい天気。


奥琵琶湖パークウェイに着きました。ツーリングのバイクがいっぱいです。


さて、西岸を南下しながら釣りします。マキノ、安曇川、高島、近江舞子、、、不発。

堅田港まで下ってきました。学生の時は無かったですが、海上警察の建物ができました。学生時代に一番たくさん来たポイントなので、風景を懐かしんできました。


琵琶湖大橋を渡って東岸を北上、近江八幡辺り。穏やかで水も澄んでますが、バスの姿は全く見えず。まあいいや、とのんびり走ります。


夕日が沈んでいく。きれいだなあ。この時間に東岸に来てよかった。


そんな夕まずめにガツンとアタリ!・・・ズーナマちゃんでした。


さて、陽も暮れたし帰りましょう。帰りは関ケ原を通って。

ふああーー疲れた!お尻痛い!!


グルメも観光もないソロツーでしたが、春を満喫しました。