2012年5月9日水曜日

ちょいと軽?整備を。

思い立って、突然整備しました。年末にコケてからアクセルワイヤーの遊びが大きくなっちゃって、直そうと思っても手元のアジャスターはもういっぱい・・・。どうしてもここに遊びがあると気になってしょうがない器の小さいライダーです。

ACTIVEのハイスロやワイヤーを使ってます。手元、ワイヤー中間、スロットルボディの3ヶ所に調整機構がありますが、どれがどうだったかな・・・。まあ、バラさざるをえないのですが、超めんどくさいので愚痴りながら書く。

ステダンを付けちゃったので、まずここから。外す前に位置をテキトーにマーキングします。このステダンは実質ストロークの調整がここだけ。

ステダンの本体とトップステムナットを外します。あーいらんもん付けて、より一層めんどくせえ。

今度は後ろからばらす。リアシート、カウル、シート、サイドカウルと外して、タンクを浮かして燃料ホース、配線、ドレンを外します。タンク外すだけでなんでこんな・・・。アホ

「たかがワイヤー調整でなんで総バラやねん・・・」と愚痴るのはまだ早い。エアクリーナーのふたを外す。

フィルターはK&Nを使ってます。洗ったばっかなのできれいです。エアダクトの関係か、両端に虫がたまるので、簡単にお掃除。



いつもこれが最高にイヤ!ラムエアダクトを外します。グニャグニャ潰しながらコノヤロウ!と力技で引っこ抜きます。しかも×2。これ後でまたハメるんですよ。もうげんなり。フレームの中を密閉してボックスとフレームの接続だけじゃだめなの??アホウ、カワサキ。

やっとダクトが抜けたら、インシュレーターとの接続をはずし、ボックスを知恵の輪のようにひねって外します。クリアランスゼロだよ。いやマイナスだよ。当たってるよフレーム。このアホウ。



ボックスの下のインシュレーターも外します。インシュレーターのボルトはカバーの裏にありますw 。まったく見えません。この造りに必要性を感じない。このバイク、やっぱり作り方がおかしいよ。

やっとスロットルボディに到達。一旦両端ともいっぱいに緩めてワイヤーに遊びを作ります。

ハイスロに変えたとき、普通のキャブと引っ張り方が違って、スロットルボディを外さないとワイヤーがつけれなかった。もうワイヤーが切れない限りごめんです。そのとき、スロットルボディの外し方がどうしてもわからなかった。しょうがなくサービスマニュアル買って見たら「そんなんわかるか!アホウ!このカワサキめ!」とキレました・・・。

今回はハンドル側のスロットルで一コマ絞り、あとはスロットルボディ側で粗調整、最後にハンドル側で微調整しました。やれやれ。社外品は自分で組んでるから楽だ。普通逆だろ。



せっかくバラしたので、ブローバイホースの途中のワンウェイバルブを掃除します。純正ではありません。KTMのナントカというバイクの部品を流用しています。


部品に何も書いてありませんが、一方通行の部品です。反対に組むとクランクケースが爆発しますw。昔4輪でやらかしました。パーツクリーナーでブローバイの油汚れをシューっと。

このワンウェイバルブを組むにあたって、ラムエアとボックス内で圧力がガチンコしますので、2次エアをキャンセルしてその部分とオイルドレン配管の両方にブローオフバルブを付けて、ラムエア充填以上の圧力を逃がします。難しいこと言ってるけど、テキトーな理論に基づいています。

自作です。うまく作動しているかはまったくわかりませんw。6速全開域でもさほどおかしな挙動はないのでよしとしてます。この手の内圧バルブセット、市販品だと5万円前後します。これだと全部で数千円。


クランクケースの減圧はこのバイクには大変効果がよく、1速でもガンガン使えます。オススメ!エンブレが半分になる感じ。クリップからアクセルも当てやすくなります。

テキパキ元に戻して、おしまい!


たかがアクセルワイヤーの調節で3時間・・。きっとこのバイクはZXRみたいにバラシまくって作りを研究することはないと思う。乗るには不足ない良いバイクだけど、あまりに触りにくい。

さ、寝よ。



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