2011年11月4日金曜日

愚痴っちゅうか、行く末心配っちゅうか

子供たちは明日の夜出発して、土曜日はキッザニアに行くそうです。いつも仕事で悪いなあ・・・。で、キッザニアって何ぞ?と調べると、面白そうだねえ。子供が楽しみながら、職業について考えるテーマパークらしいです。あまりジェットコースターやネズミのテーマパークには関心ありませんが、こういう趣旨ならいいんじゃないんでしょうか?

http://www.kidzania.jp/koshien/index.php

その中で、建設業も出展してます。大林組です。大手ですねえ。さすが関西の地元ですな。こういう一流企業を見てえらいなあと思うのは、給料ももちろんですが(笑)、本業以外の出資です。

直接建物を作ることとは関係ない事業部門、こういうキッザニアへの出展もそうですが、新工法や新材料の開発であったり、大学や研究所への出資、経営であったり、いろいろありますね。

キッザニアへの出資は、直接的な広報活動ももちろんですが、テーマパークの趣旨の額面どおり、小さい子が建築に興味を持って、将来の担い手になってくれるのも、実際大きな願いでしょう。それぐらい、業界の人間からは細っていく業界を目の当たりにしています。キッザニアで大林組のパビリオンを楽しんだ子が、本当に業界を目指してくれるといいですね。

今、自分が子供の世代に「パパこんな仕事やってんだぜ!面白いぜ!」とは、とても言えません。閉塞感満点。今の会社で定年まで働けるか、それで自分が満足するか、まったくそう思えない。どこの会社か忘れたけど、テレビのCMで「子供に誇れる仕事をしよう!」ってコピーで宣伝してるゼネコンがあった。どこだっけ??見てて「とてもそんなこと言えん」って恥ずかしくなった。

どこの中小ゼネコンも似たようなもんだと思いますけど、小売業や製造業の人が見たら卒倒するような財務です。自分らの規模の会社は青息吐息で、そんな直近的にムダな出資は不可能です。でも業界の誰かが大林組みたいなことしなければ、将来的に行き詰るでしょうねえ。

ブログにいっぱい書いてるように、私、バイクが好きです。ですが、バイク業界は建設業と同じかそれ以上の縮小で、乗り始めた頃とはまったく負に変わっています。国の法律で排ガス規制したら値段が上がったとか、駐車違反を切られるようになったとか、そんなのは副次的な言い訳に見えます。

需要に油断して業界が自分達の業界の後進、マーケットを育成してこなかった典型に見えます。バイク→暴走族、悪を払拭するようなイメージ戦略とか、スポーツとしてのインフラとか、みんな置き去りだったような気がします。大林組みたいな大企業が名前を連ねている業界なのに。カワサキ、スズキ、ヤマハ、ホンダ(順不同w)みたいなね。うちら建設業も遅かれこうなる。

いままでのプロレーサーで最も成功した日本人は原田哲也だと勝手に思います。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E5%93%B2%E4%B9%9F
ちなみに大ファンでした。突出した天才だと思います。彼がGPでチャンピオンになったとき、テレビのニュースでチョロッと報道しただけで終わり。イチローや中田と同等以上の功績だと思いますけどね。世間へのインフラを怠った証です。

最も成功したというのは、彼は長年ヤマハのエースでしたが、チャンピオン後イタリアのアプリリアへ高額で移籍しています。生涯年棒もすごいですが、イタリア、ヨーロッパでの知名度はすごいです。ヤマハにずっと居たらここまでではなかったかもね。アプリリアの方がヤマハより新興でも、投資する地盤や文化を持っているということです。

愚痴はこれぐらいにして、明日の夜は家族がいません。ワクワク!何食べようかな♪♪
ちなみに岳兄ちゃんは「ラジオ局!」、妹の嶺ちゃんは「ピザ屋!」だそうで、建設現場には行かないそうです。ふーーんだ。

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